年末年始は、複数のお客様でHDD(ハードディスクドライブ)のトラブルが続きました。パソコンの動作が遅い、起動後に固まる、パソコンが起動しない、外付けHDDが読めなくなったなど、様々な症状でしたが、どれもHDDの不良が原因でした。

 そして一昨日、自宅で作業をしていたら、2TBのHDDを2個入れてRAID1(ミラーリング)にしているメインの外付けHDDケース、RATOC System SA-DK2EU-R から突然“ピーーーーーーー”とけたたましい音が鳴り出し、エラーのランプが点いていました。HDDを取り出してチェックすると、1個のHDDでセクターエラーが多数出ていました。もう1個のHDDは無事で、データは大丈夫でした。ちなみに使用期間は4年間です。

SA-DK2EU-R

 重要なデータを保存しているHDDで、RAID1の1個が壊れると不安で仕方ない。翌日、HDDを買いに行きました。2TBでは容量もパンパンだったので、3TBにしようかとも思いましたが、古いケースで3TBに対応しているという情報が見つからず、メーカーの動作保証も2TBまでだったので、安全策を取り2TBを2個買い、両方交換しました。まだ使える方のHDDはシングルの外付けHDDにし、容量は2TB増えたことになります。

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 大変なのはデータの移動。2日間経ってもまだ終わりません。

 これでメインマシンのHDDは、システムドライブが74GB×2個のRAID0、Dドライブが1TB、Eドライブが2TB×2個のRAID1、Fドライブが2TB、合計約5TB。DはGoogle DriveとOneDrive用、Eが重要データ用、Fはその他のデータと使い分けています。これと別にNASが2TBで、合計約7TB。しばらくは大丈夫かな。

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 デジタルデータは便利な反面、消えるのも一瞬です。バックアップは大事ですよ。