和太鼓を辞めてバスケをすると言い出した長男の話

　小学校に上がってから和太鼓を習い始めて丸３年の長男、３月中旬、「バスケをしたい、太鼓は辞める。」と言い出しました。小学校の体育館でバスケチームが練習していて、友達も入っているとのこと。たまたま学校に行ったときに練習があっていたので、入部について話を聞き、親切に教えていただきました。

　毎週木・金・土に２時間半の練習、日曜日に試合があることも多いということで、長男にちゃんとやれるか何度も念を押し、それでも長男はバスケをしたいと言うので、和太鼓は博多どんたくまでは続けることにし、バスケを１カ月の体験入部から始めることにしました。３年も習った太鼓を辞めるのはもったいないけど、運動もして欲しいし、甘えて育ってるのでビシビシ鍛えて欲しいという思いもあります。夜遅くなるので毎回迎えに行かないといけませんが。

　４月１日の体験初日に付き合いました。知り合いの保護者も多く、みなさんに「今日からよろしくお願いします。」と挨拶。長男はちょっとどんくさいけど、楽しそうに練習してました。雰囲気も良く、チームの子ども達が親切なのに感心しました。

　初日が終わり、家に帰って感想を聞くと、「やっぱりバスケ辞める」。

　ハァ！？　なに言ってんだテメー！！

　理由を聞くと、忙しいからだと。いやいやいやいや！あれだけ忙しくなるよと念を押して確認したよね。しかも、まだ１日しか行ってないからどの程度忙しいか分からんよね。他に理由があるんじゃね？センスの無さを感じた？みなさんに今日からお願いしますと言った手前、１日だけじゃ許さん！もうちょっとやってみろ！！

　ということで、木・金だけ、２２日までの７回、練習に参加させてもらいました。長男の動きも少しずつバスケらしくなり、コーチにも褒められたりして、楽しそうに練習しました。最後に確認しても、バスケは楽しいけど、やっぱり辞めるとのこと。そして太鼓を頑張るそうです。

　長男が自分から何かやりたいと言い出したのは初めてで、その点は良かった。辞めるときも、今後の予定などを教えていただき、本当に親切なチームでした。短い間でしたがありがとうございました。また本人がやる気になったら、よろしくお願いします。

　そして和太鼓の先生、気持ちを入れ替えて頑張るそうなので、今後もよろしくお願いします。

　和太鼓とバスケの両方やってくれるのがいちばん良いんだけどねぇ。