しばらく休んでいたカートを、2007年に筑前町のアウトバーンで再開し、2008年11月にチームRMHに入れてもらい、チームメイトが主催していた「へたれカップ」に2009年8月から参加するようになりました。主催者が月曜休みだったため、月曜に開催でした。

 最初は主催者の職場の方々のレースでしたが、RMHのメンバーや、SNS(当時はmixi)のつながり、アウトバーンの常連さんの参加が増えていきました。私は参加と同時に運営を手伝うようになりました。「へたれグリッド」と言うスターティンググリッドの形式は当時からでした。

 2010年にアウトバーンが廃業することになり、主催者と一緒に次の場所を探していたところ、アウトバーンでお世話になっていた森下さんの協力もあり、佐賀にオープンしたオーシャンカートランドで開催できることになりました。

 2010年からオーシャンカートランドで「へたれカップ」を開催しましたが、主催者がカートから離れ、2013年から主催を引き継ぎました。

 当時はフリー走行10周、予選10周、決勝20周のフォーマットでしたが、2013年6月に参加者が史上最低の3名ということがあり、3人で20周走っても、バラけたら面白くないだろうと思って、10周のレースを4ヒートすることにしました。それが結構面白くて、逆走も取り入れ、今の形になりました。4ヒート終了後、お代わりレースでオーバルコースにしたこともあります。

 初心者が勝てるかもしれない、初心者に優しいレースで、SNSとウェブサイトで情報発信していると、関西や関東、鹿児島などからも参加者がきて、多いときは30人を超える参加もあります。

 参加者が多いと2グループに分けて、レースが倍になるため運営が大変で、終了時間も遅くなりますので、今はほどほどに情報発信しています。