パワーポイントが入っていないパソコンでパワーポイントを使うには購入しないといけませんか? という質問を時々いただきます。もちろん購入するのがいちばん良いのですが、Office Home and Business 2013は約28,000円、PowerPoint 2013単体でも約12,000円します。

 無料のOpenOfficeや、安い互換OfficeだとKINGSOFTなどから5,000円位で出ていますが、他のパソコンとやりとりする場合に表示が崩れるなど互換性に問題が出る場合があります。

 マクロソフトの無料サービス、Office Web Appsを使えば、ウェブブラウザ(Internet Explorerなど)を使ってワード、エクセル、パワーポイントをパソコンにインストールすることなく無料で使うことができます。パソコンにインストールするソフトに比べて機能は制限されていますが、マイクロソフト純正サービスのため高い互換性があります。ネット経由で使うため、インターネットが使える環境にあることが条件です。また、ネット環境によっては動作が遅い場合があります。
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 作成した文書は、OneDrive(マイクロソフトのクラウドストレージ)に保存されます。パソコンにダウンロードすることも可能で、他のパソコンに移したり、メールで送信することも可能です。パソコンに保存されているファイルもOneDriveにアップロードすれば編集可能です。印刷はPDFを経由して行われます。

 Office Web Appsを使うにはマイクロソフトアカウントが必要です。Hotmailを使ったことがあれば、マクロソフトアカウントがあるはずです。また、Windows 8を使っている人であれば、マイクロソフトアカウントでログインしている可能性もあります。マイクロソフトアカウントを持っていない場合は以下から新規取得します。持っていても新規取得は可能です。

Microsoft アカウントへのサインイン

https://login.live.com/

 アカウントを取得したら、下記よりサインインすることで、Office Web Appsが利用できます。

Office Online

http://office.live.com/

 F11を押してフルスクリーンにすれば、編集もしやすくなります。再度F11を押せばフルスクリーンが終了します。
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 Office Web Apps を利用すれば、Windows パソコンはもちろん、マックでも、iPad でも Office が使え、文書の共有も可能です。ちなみに iPad はマイクロソフトから無料のワード、エクセル、パワーポイントのアプリがリリースされています。