今年度の福岡県総合防災訓練は、春日市、大野城市、那珂川市を会場に行われました。前日の雨の影響で春日市会場は中止となりましたが、大野城市と那珂川市では予定通り実施されました。
私は那珂川市自主防災協議会の防災士部会で幹事として活動しています。那珂川市では、自主防災協議会の取り組みとして防災士の育成に力を入れており、現在200名を超える防災士がおり、防災士は今後も増える予定です。
防災訓練の会場は、梶原運動広場、隣接する安徳南小学校と那珂川南中学校でした。市役所とミリカローデン那珂川が駐車場となり、シャトルバスで会場まで移動しました。





私たち防災士は那珂川南中学校の体育館に8時30分に集合し、防災訓練の説明を聞きました。A班、B班、C班に分かれ、10時より防災訓練開始、避難所の設営や受付、避難者役などを担当しました。その後、梶原運動広場で社会福祉協議会による災害ボランティア訓練に参加しました。


会場では他にも、倒壊家屋や車両からの救出訓練、ヘリコプターによる救出訓練などが行われていました。自衛隊、海上保安庁、警察、消防、医療機関など様々な防災組織や、インフラ関係企業、市職員や自主防災組織など、約1,200名の参加だったそうです。


閉会式を終え、12時頃に訓練は終了し、シャトルバスでミリカローデン那珂川に戻りました。
実際に災害が起こった際に、今回の訓練だけで完璧に対応できるようになるのは難しいでしょう。しかし、このような訓練を繰り返し行うことで、災害時に迅速かつ円滑な対応ができるようになるのだと思います。もちろん、災害が起こらないことが一番ですね。