8月15日は終戦の日として、戦没者を追悼し、平和を祈念する日です。今年は終戦から80年、これまで日本の発展と平和の維持に尽くしてこられた方々にも改めて感謝の意を表し、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝えていくことが求められています。家庭や地域、学校などで平和について考える機会を持ち、過去の歴史を学びながら、未来に向けて平和な社会を築く責任を共有する日でもあります。
また、8月15日は「お盆」の間にこちらに来ていたご先祖様が帰る日とされ、ご先祖様に感謝し、お供え物と一緒に送る日になります。そして、お盆は離れて暮らす家族がご先祖様に思いを馳せるために集まる機会でもありますね。本当はそのためにお盆という文化があるんだと思っています。

那珂川市では自治会(行政区)で供養場所を設置し、お供え物を引き取ります。毎年役員として場所の設置、運営、片付けをしています。
8月15日は日本人にとって、過去の戦争で失われた多くの命に思いを馳せ、恒久平和を誓う静粛な一日であると同時に、ご先祖様との繋がりを感じ、家族との絆を再確認する、伝統的で温かい時間でもあります。この二つの側面が重なり合うことで、8月15日は非常に大切な意味を持つ日だと思います。