昨日、商工会で商業部会幹事のZOOM兼用会議があり、会議室のセッティングを行いました。多人数いる会議室でZOOMを使うのは難しいんですよね。画角を考慮した座席のセッティングや、声をどう拾うかなど。会議室の出席者は15人でした。

 前回はiPadと会議用のスピーカーフォンAnker PowerConfを1個使いました。これがいちばん簡単です。しかし、会議室に6人程度ならスピーカーフォンを囲むようにして席を作れば良いのですが、それ以上の人数になるとマイクから遠い席にいる人の声がよく拾えず、ZOOMの相手には、遠い席の人の声が届いてなかったようです。
 これより更に良いのはヤマハのユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000です。複数接続でき、40名程度の会議に対応しています。ただし、高い。

 そこで、今回は会議室にあるPAを活用してみました。オーディオインターフェイスZoom LiveTrak L-8を間に入れ、会議室にあるマイク4本(うち2本ワイヤレス)と、持ち込んだマイクSHURE SM58を2本接続し、計6本のマイクを使い、発言する人は必ずマイクを使うようにしました。

 図解にするとこんな感じです。

 発言者の声も相手に届き、相手の声も会議室のPAスピーカーからきれいに聞こえ、バッチリでした。ワイヤレスマイクの数を増やせばもっと良くなりそうです。会議室はかなり引きの画になるので、表情はわかりにくいですね。今はマスクしているので元々わかりにくいですが…。

 昨年買ったZoom LiveTrak L-8は、色々なオンライン配信やネットラジオ収録、小学校の研究大会オンライン配信、今回のようなZOOM会議など、公私で大活躍してます。

 ちなみにリモート会議ZOOMのZoom Video Communicationsと、オーディオ機器Zoom LiveTrak L-8の株式会社ズームはまったく関係ありません。ZoomビデオコミュニケーションズはWeb会議サービスを提供しているアメリカの会社で、株式会社ズームは音楽用電子機器の開発及び販売をしている日本の会社です。紛らわしいですね。