とよく聞かれます。結論から言うと、便利だけれど、必ずしも必要なものではありません。

 でも私はApple Watchを手放せなくなりました

 何がいちばん便利かというと、アップルウォッチをしていれば、iPhoneはずっとマナーモード(消音モード)にしてて良い点です。私はバイブ(触覚)を「再生しない」に設定していますので、私のiPhoneは常に静かです。会議中や静かな場所でいきなり音が鳴り出して慌てることもありません。これがいちばんの売りだと思います。

 会議中に限って電話がかかってくる、という不思議な「あるある」、経験ありませんか?

 電話がかかってくるとウォッチがプルプルして、ウォッチの画面に相手の名前が表示されます。この振動は自分にしか分からないほど静かなので、周囲に迷惑をかけることもありません。電話に出られないときは、ウォッチの画面を手のひらで覆えばプルプルも止まります。スマホの本体バイブは、意外と音が響くことがありますよね。

 LINEやメールなども通知され、ウォッチの画面である程度確認できます。それ以外のいろんなアプリの通知が表示されますが、多すぎると煩わしいので、私は本当に必要なものだけに設定しています。Googleカレンダーの予定が通知されるのも便利です。

 Suicaを設定していますので、西鉄バス、西鉄電車、福岡市営地下鉄、JRに乗るときはウォッチを改札機にピッとかざすだけでOKです。最近は駐車場でSuicaが使えるところが増えて、ますます便利になりました。

 カップ麺を食べるときはお湯を入れてウォッチに「Hey Siri 3分」と言います。ちょっと仮眠を取ろうと思ったときは「Hey Siri 15分」と言います。プルプルして起こしてくれます。もちろん毎朝、設定した時間にウォッチがプルプルします。

 基本的に24時間付けていますので、歩数、心拍数や、睡眠の時間や質も記録され、心電図を図ることもできます。万が一、激しく転倒した際には予め設定した連絡先に現在地と共に通知が送られる機能もあります。実際に、ひとりで登山中に転倒して意識を失い、Apple Watchのおかげで救助されたという事例があります。

 ウォッチフェイスはアナログにする場合もありますが、普段はこんな感じで日付や曜日など、必要な情報を一目で確認できるようにカスタマイズしています。領収証を書くときなど、「今日は何日だっけ?」「今年は何年だっけ?」と日付や年を確認したい時に便利です。

 不満点は、LINE電話がウォッチに通知されないこと。なので、LINE電話がかかってきてることに気付かないことが多いです。これはLINEとiPhoneの仕様で、「iPhoneの基本通話と統合」をオフにすると通知が来ますが、そうすると別の不便さがあるので仕方ありません。どうか皆様、電話番号で電話ください。でもLINEだと無料ですからね。

 ということで、私は Apple Watch がなくなると不便を感じるだろうなと思います。今使っているのは4世代前の Apple Watch Series 6 なので、そろそろ新しいモデルへの買い替えも検討中。