今まで使っているのはセンサーサイズが APS-C の SONY ZV-E10。2カメで動画撮影したり2カメでオンライン配信をすることも多く、ZV-E10 とホームビデオや、GoPro HERO10 を使って撮影していました。それはそれで良いのですが、コンサートホールのような場所で舞台のパフォーマンスを撮影するとき、ミラーレスカメラとホームビデオでは画質に差が出て、ZV-E10 と同じ画質で撮れるカメラの導入を検討していました。ひとりで荷物を抱えて撮影に行くので、今回も APS-C で出来るだけ軽くてコンパクトな機種で、同じレンズが使える SONY のαシリーズが良いけど、ZV-E10 を買い足しても面白くないし、どの機種が良いか検討していました。

 ZV-E10 より古い機種の SONY α6400 を検討していましたが、そこに新しく発売されたのが SONY α6700 でした。スチールにも動画にも優れています。すごーく悩みましたが、α6400 の方が ZV-E10 とバッテリーも共用できるし、価格も安く、内蔵のストロボも何かの時には使えそうと思い、今回は α6400 を選択しました。USB が Type-C ではなく Micro USB なのが欠点。そのうち α6700 も欲しいな、FX30 も欲しいんだけど。

 レンズも SEL20F28 を買い足しました。スチール用に、気軽に持ち運べるパンケーキレンズが欲しかったので。レンズフードを外すとこんなに薄くて、軽いです。F2.8 でまぁまぁ明るく、焦点距離はフルサイズ換算で 35mm。まだそんなに使っていません。

 ZV-E10 と α6400 の使い分けですが、ZV-E10 が動画メイン、α6400 がスチールメインです。

 ZV-E10 は SONY のショットガンマイク ECM-B10 をデジタルで接続できること、イヤホン端子があること、タリーランプがあること、モニターがバリアングルであることが動画撮影に向いています。

 α6400 はそれが全てなく、モニターはチルトだけです。そのかわりにスチール撮影に向いているファインダー、ストロボが付いています。動画撮影時はサブカメラとして活用します。

 手に持ってスチール撮影する場合のフィット感は α6400 の方が良い感じ。ZV-E10 はついついズームレバーを動かしてしまうんですよね。